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2010年12月25日

天皇誕生日にて

昨日は国民の祝日「天皇誕生日」
1933(昭和8)年のこの日、皇太子継宮明仁親王(今上天皇)が誕生した。

陛下のコメントの中で気になる事を言ってましたわ。
今年の出来事として魚類研究者の立場から「クニマスの再発見」が嬉しかったと。

クニマスとは、サケ目サケ科に属する淡水魚。
別名キノシリマス、キノスリマス、ウキキノウオ。
かつて秋田県の田沢湖にのみ生息した固有種だったが、田沢湖の個体は1940年頃に絶滅。
それが70年ぶりに発見されたというのだ。

この生物多様性年も終わりに近い頃、日本の淡水魚が1種増えました。それは、最近新聞などでも報じられたクニマスのことです。クニマスは田沢湖にだけ生息していましたが、昭和の10年代、田沢湖の水を発電に利用するとき、水量を多くするため、酸性の強い川の水を田沢湖に流入させたため、絶滅してしまいました。

ところがこのクニマスの卵がそれ以前に山梨県の西湖に移植されており、そこで繁殖して、今日まで生き延びていたことが今年に入り確認されたのです。本当に奇跡の魚(うお)と言ってもよいように思います。クニマスについては、私には12歳の時の思い出があります。この年に、私は、大島正満博士の著書「少年科学物語」の中に、田沢湖のクニマスは酸性の水の流入により、やがて絶滅するであろうということが書かれてあるのを読みました。そしてそのことは私の心に深く残るものでした。

それから65年、クニマス生存の朗報に接したわけです。このクニマス発見に大きく貢献され、近くクニマスについての論文を発表される京都大学中坊教授の業績に深く敬意を表するとともに、この度のクニマス発見に東京海洋大学客員准教授さかなクンはじめ多くの人々が関わり、協力したことをうれしく思います。

クニマスの今後については、これまで西湖漁業協同組合が西湖を管理して、クニマスが今日まで守られてきたことを考えると、現在の状況のままクニマスを見守り続けていくことが望ましいように思われます。その一方、クニマスが今後絶滅することがないよう危険分散を図ることはぜひ必要です。



最近、ニュースに疎かった自分は「ん?」と思ったわけですよ。
そんな話、聞いたことあるぞ?と。
調べてみたらありました。

天皇誕生日にて
漫画『平成版・釣りキチ三平』
地底湖のキノシリマス

ストーリーは、三平の祖父・一平が、クニマスを密かに地図に載っていない山中の湖に移植し、そこで繁殖していたものが再発見されるというもの。
今回の話と酷似してますね~、ちょっと感動しましたよ。
深いい話でもあるんです、この話。

年末にちょっと嬉しくなったお話でした。




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Posted by MORI☆KATSU at 10:18│Comments(0)釣り
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