雨の日に

MORI☆KATSU

2010年03月08日 12:51

先週末は月に一度の土曜日出勤
精神的にツライわぁ(´・ω・`)


なのに日曜日はあいにくの雨・・・
行きそびれそうになっていた映画を見に。
子供観賞500円キャンペーン中←これにひかれたw
オーシャンズ

最初に言っちゃうと、特に海やそこに生きる生物に興味が無ければ
オフィシャルの予告編を見るだけで充分です。

いわゆるドキュメンタリー映画なんだが、映像自体はたいへん素晴らしいです。
まさに圧巻というべき映像が目白押しです。
是非大画面で見ていただきたい!

ココからは、いずれ見に行こうと思っている人は読まないほうがいいかな。
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ただ、映像がメインなのでダラダラ感は強いです。
海好き、魚好きのオイラでも途中で眠くなりました。
っていうか、次男は寝てましたしw 


個人的にはナレーションがちょっと耳障りだったかな。
決して宮沢りえが悪いわけではありません(笑)
ただ生物名をナレーションするだけなら、いっそのこと音声いらんし。
ちゃんと解説をしてほしかった。


さて、ドキュメンタリー映画には本題があるんだが、これがイマイチ。
欧米の人たちはこの映画を絶賛するのだろうか。
はたまたオイラがひねくれた日本人だから「?」と思うのか?


美しい海と生物の映像はいつしか環境問題へと続いていく。
ゴミや産業廃棄物、汚水問題など。
それは当然だし、全世界で取り組まなくてはいかない事で、子供たちにも知ってほしいし、理解してほしい。

じゃあ「ん?」と思えるポイントはどこか。
見ている途中で「一般的に言う環境問題」が「偽善的に言う環境保護」に掏りかえられるのだ。
いや、動物愛護か?

巨大な巻き網に引っかかってしまったウミガメ、イルカなど環境保護の象徴ともいえる動物たち。
そして出ました!捕鯨シーン。
巨大な鯨に捕鯨銃を打ち込み血がドバー!!みたいな。
あと、見た人は一番印象に残ると思われるフカヒレ漁のシーン。
生きたままのサメからヒレだけを切り取り、海に捨てるんだけど、海底に沈んでも生きてるのね。
だけどヒレがないから動けない!(人間の手足を切断して山に放置に近いイメージ。)
パンフレットにネタが書いてあるそうなんだが、ドキュメンタリーのくせにロボットを使っているとか。
これを本物と思ってみるか、作り物を知って見るかでだいぶ印象が変わるかな。

この「漁」という行為がいつの間にか「悪」に変わっちゃってる。
ていうか、変えちゃってるというところが「ん?」てところかな。
なんか、日本だけ批判されてるみたいで気分が悪かったズラよ。



 あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
 おれは海とそこに暮らす素晴らしい生命の営みの映画を見に行ったつもりだったんだが
 いつのまにか人間が動物愛護団体から非難されている映画に掏りかえられていたんだ
 催眠術だとか超スピードだとか
 そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

的な?w
 

意味無いナレーションを解説にし、2時間を1時間に編集、
水族館とかのシアターでタダで観れたら最高の映画だと思います。


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